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2012年度 担当授業
学部
「人間関係文化論」 後期
文化によってどのように人間関係が異なるか、偏見や集団葛藤はどのようにして起こるかなどのプロセスを社会心理学的なアプローチにより学ぶ。集団主義や個人主義とはそれぞれ何を意味するのか、個人と個人の関係、個人と集団の関係という視点から考える。授業ではゲームやグループ・ディスカッションを用い、学生の積極的な参加が求められる。後半では「ディベート」によってコミュニケーションの方法を学ぶ。
「人間関係文化論 外書購読」 前期
人間関係、特に社会心理学に関する基本的な文献に親しむ。英語で論文を読むことに慣れることによって卒論を書くための練習とする。また、プレゼンテーションの練習、ゼミ形式の議論の方法についても学ぶ。 “Introduction to Social Psychology: A European Perspective”をテキストとして用い、順番に読んでいく。レポーターがその章の内容をまとめてレジュメを作成し、レジュメをもとに発表を行う。
「人間関係論演習」 前期
学生が社会心理学の方法論を用いて自分たちで調査または実験を実施する。先行研究の検索から問題の設定、問題にアプローチするための調査方法の決定、調査/実験の実施、分析、発表の準備までを行う。グループで研究を実施し、人数が多い場合は少人数のグループに分かれて行う。卒業研究の練習として、半年間で一通り実証的な研究を行う方法を学ぶ。観察法、または実験法による調査を行う。
「生活文化学入門編」 後期
生活文化学科の各教員が交替で行う。歴史学、文化人類学、社会学、心理学、法学、経済学、社会福祉学、視覚文化論など、多様な視点から生活文化を考える。
○グリーンコンシューマーのアイディア(2008年・2012年 )
大学院(博士前期課程)
「比較人間関係論」
テキスト「仮想世界ゲームから社会心理学を学ぶ」の輪読を通して、個人と集団の関係、社会的アイデンティティ、集団意志決定、リーダーシップなど、グループ・ダイナミクスの理論について学び、全員で討論を行う。この本の題材となっている仮想世界ゲームは、実際の集団関係を参加者がリアルに体験することのできる教育ゲームであり、集団間の葛藤、南北格差の影響、環境問題の解決のための集団間の協力、などを体験することができる。
「比較人間関係論演習」
学生の積極的な参加を促す双方向的な学習の形式として、ゲームを用いた教育方法(ゲーミング)が着目されている。この授業では、意思決定ゲームであるクロスロード、社会的ジレンマゲームなどすでに開発されている教育ゲームをいくつか実際に実施し、その後受講生により新たなゲームの開発を試みる。
「女性専門職キャリア論」(大学院GP科目)
一つの道のプロとして人生を全うするというと、一本道を歩いているように思える。しかし、実は同じようなことをしているようでいて、常に新たなチャレンジに向かって人は変容している。画家の生涯作品を例に挙げてもその画風の変遷によって理解することができるだろう。人生や仕事はよく山登りに例えられる。山の登り方、眺め方、下り方、疲れの癒し方など、かけがえのない自分の人生の歩み方について、本授業では、専門分野における様々なリソースの実践と活用を視野に入れた、大学院でなすべき学習・経験について議論する。キャリア論の専門家による概説とゲストスピーカーの話題提供を通して、自らのライフコースにおいて専門職キャリアをどのように位置づけ自己実現を図るのか、自らが目指す専門職キャリアのあり方をプランニングする。
大学院(博士後期課程)
「環境社会心理学」
環境保全に貢献する個人や集団の行動を環境配慮行動と呼ぶ。環境配慮行動に関する社会心理学からの最新のアプローチを文献講読、討論を通じて学ぶ。文化間での環境配慮行動の規定因の比較を通じて、文化が各個人に及ぼす影響を考える。英語文献の講読とそれに関する討論を行う。
「環境社会心理学演習」
前期に講読した文献で得た知見をもとに、環境配慮行動に関する研究計画を立て、調査を実施する。調査結果を分析し、研究成果を授業中に発表する。ある程度の統計の知識を必要とする。
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